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XAMPPのインストール


 ウェブアプリケーションの開発用、または実運用環境として役立つフリーソフトウェア群をまとめたXAMPPのインストール方法を紹介します。これでWindows上に、PHPのテスト環境を短時間で設定できます。




XAMPPのインストール方法


 XAMPP(ザンプ、エグザンプ)とは、Linuxをはじめ、Windows、Mac OS X、Solarisなどの複数のOSに

 対応した、ウェブアプリケーションの実行に必要不可欠なフリーソフトウェア群をパッケージにしたものです。

 名前の頭文字から分かるように、Apache(Webサーバ)、MySQL(データベースサーバ)、

 PHP(Webプログラミング言語)、Perl(Webプログラミング言語)を含んでいます。



 ここでは、PHPの開発テスト環境として、ウィンドウズへのインストール方法をご紹介します。

 まず、ApacheFriends から、Windows対応のXAMPPをダウンロードします。

 DLしたら、Windowsにインストールします。

 インストーラ版だと、流れにそってインストールするだけなので特に楽です。



 もし、「ポート80または443(SSL)はすでに利用されています。

     Apache2.2をサービスとしてインストールするのに失敗しました。


 と、表示されたら、Apacheサーバで使用するポートがすでに使用されている可能性があります。


 ポート80や443を使用しているアプリケーションを特定する方法は、

 以前作成したページ netstatでネットワークの状態を調査 を参照してください。


 ここでは、XAMPPがすでに用意しているxampp-portcheck.exe(ポートチェック)を利用します。

 xampp-portcheck.exeは、通常 C:\xampp にありますので実行してみます。


Apache portcheck


 上記のような実行結果が表示された場合、Apacheが使用するポート80と443をすでに、

 inetinfo.exeが使用していると分かります。

 inetinfo.exeとは、IIS(Internet Information Service)が使用する実行ファイルです。


 IISが原因の場合は、Windowsのスタート>コントロールパネル

 >管理ツール>サービス から 「World Wide Web Publishing」を選択し、サービスの停止をします。

IIS(Internet Information Service)




 また、他に多い原因として、Skypeを使用している場合が考えられます。

 この場合には、skypeのメニュー>ツール>設定 詳細タブの接続を選択し、

 「上記のポートの変わりに、ポート80を使用」 のチェックを外し、Skypeを再起動します。



 ポート80と443を確保したら、XAMPP Control Panel(XAMPP コントロールパネル)を開きます。

XAMPP コントロールパネル アプリケーション


 そして、Apacheの「開始」ボタンを押します。

 設定がうまくいっていれば、「起動」と表示されます。


 Apacheを起動した状態で、ウェブブラウザのアドレスから、

 http://localhost/ にアクセスします。


xampp


 上記が表示された後、日本語を選択すると、


XAMPP for Windows


 上記画面が表示されたら、インストールが成功です。


 設定については、XAMPPの設定 をご覧ください。

 






 紹介した事項により生じた不都合などには責任は負えませんので、くれぐれも自己責任でお願いします。




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